KNOWLEDGE

ガスの基礎知識

安全器具と安全装置

ガスを常に安心してお使いいただくための、取り組みをご紹介いたします。

ガス警報機
ガス漏れをすばやく感知し、ブザーや音声で知らせます。
マイコンメーター
屋外の供給設備のひとつにガスメーターがありますが、家庭用は現在はすべてマイコンを内蔵した安全機器タイプで、ガス事故を未然に防ぐ機能をもっています。
調理油過熱防止装置
油の温度を感知し、約250℃になると自動で消化し、自然発火しないようにします。
立ち消え安全装置
点火ミスや吹きこぼれなどで火が消えるとそれを察知し、自動的にガスがストップします。
不完全燃焼防止装置
酸素濃度の低下やフィンの詰まりなどで不完全燃焼を起こす前に、ガスを自動的にカット。
転倒時ガス遮断装置
本体が倒れたり、傾いたりしても、自動的にすばやくガスをカットする機能です。

ガス機器は、供給するガスの種類と合うものを利用しましょう。

供給するガスの種類とガス機器が合っていない場合、正常な燃焼が成されずに、一酸化炭素(CO)など有毒な物質が発生することがあります。
中毒症状などの原因となるため大変危険です。
中毒の初期症状としては、頭痛、吐き気、眩暈、気分が悪いなど、風邪に似た症状が現れます。
症状が重いと死亡事故にもつながりますので最新の注意をはらいましょう。

ガス機器には、適合するガスの種類を示すラベル(銘板)が貼られています。

ガスの資産区分について

敷地内のガス設備はお客さまの所有物です。

敷地内のガス管、ガス機器はお客さまの大切な所有物となります。
有償にて、ガス機器の修理・お取り替えを施工させていただきます。
ガスメーターおよび、敷地の外のガス設備(サブメーターは除く)に関しては、ガス事業者の所有物となります。
ガスメーターは計量法に基づき、検定満期(7年または10年)で取り替えとなります。

ガス機器のお手入れ、日常管理について

ガス機器を安全にご使用いたくために、取扱説明書をよく読んでいただき、内容をよく理解したうえでご使用いただくことが大切です。
機器のご使用時に不快な臭い、炎のあふれ、機器本体の異常な過熱などがある場合、ただちに使用を中止し、湯河原ガスお問合せ窓口までご連絡ください。
  • ガス小型湯沸器の管理
    熱交換器の目づまり等により不完全燃焼を起こす場合があります。一酸化炭素(CO)中毒の原因となる場合があり大変危険です。上部(防熱板の下)に汚れや詰まりがないか時折確認をお願いします。上部に汚れや詰まりがある場合、また使用中に火が消える場合は、販売店に点検・修理(有償)をお申込み下さい。

  • ガステーブルコンロのお手入れ
    バーナーが目づまりしたままの使用は不完全燃焼の原因となります。一酸化炭素(CO)中毒の原因となる場合があり危険です。時折、器具ブラシなどでお掃除して下さい。

  • ガスふろがまの管理
    ガスふろがまの空だきにご注意ください。ガスふろがまや浴槽の傷が痛む可能性があり、火災の原因となります。また、ふろがまが水につかると故障の原因にもなります。

  • ガス暖房器のお手入れ
    FF暖房機、ファンヒーターは裏側のエアフィルターのお掃除をお願いします。